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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04

ホンダ エアウェイブ精悍に変身

標準スタイルの『M』:標準スタイルの「M」。価格は155万4000円となる

標準スタイルの『M』:標準スタイルの「M」。価格は155万4000円となる

【本記事は2008年5月にベストカーに掲載された記事となります。】2005年4月に登場したエアウェイブ。フィット(旧型)のシャシーを利用することで低床&フラットフロアを生かした、とにかく使い勝手のいいコンパクトワゴン……、というのがエアウェイブのコンセプト。

いまでもトップクラスの室内ユーティリティ健在!!

荷室フロア高520mmという圧倒的に低い開口部がエアウェイブの魅力。使い勝手が抜群だ!!

荷室フロア高520mmという圧倒的に低い開口部がエアウェイブの魅力。使い勝手が抜群だ!!

実際、デビュー直後の試乗会では、室内の広さはフィットで体験ずみだったのでさほど新鮮な驚きはなかったものの、荷室フロアの低さ、荷室開口部の大きさ、そして荷室そのものの広さに激しく驚かされたことをよーく覚えている。なにしろ荷室フロア地上高はわずか520mm。この低さをアピールする最新軽自動車のスズキパレットだって535mmなのだから、520mmという低さがいかに低いかがおわかりいただけるだろう。ワゴンに限らず、コンパクトカーや軽自動車など、リアハッチゲートを採用するクルマを使う人なら、誰でも「荷室の高さは低いにこしたことがない」と実感しているはず。重たい荷物を出し入れする時に、荷室フロアが高いと思いのほか重労働。しかも、エアウェイブは荷室フロアの最後端部に段差がないので、重たい荷物を引きずり出すこともできる。ここに段差があると、もの凄く不便なこともこの手のクルマを使っているユーザーは身をもって知っている。エアウェイブは、ワゴンを知り尽くしたユーザーほど、そのよさを実感できるクルマなのだ。

今回のマイチェンで、インテリアはブラックに統一され、シート表皮よりも上質に。「ST」ではシートステッチが赤のダブルステッチ

今回のマイチェンで、インテリアはブラックに統一され、シート表皮よりも上質に。「ST」ではシートステッチが赤のダブルステッチ

モチロン荷室だけではなく、室内高1250mmという高さを生かした室内スペースも魅力。簡単にリアシートをチップアップできるので、後席エリアに背の高い荷物を積むことができるし、逆にリアシートをダイブダウンさせれば前後1810mmの荷室になるので、ここで仮眠をすることも可能。使い方が自由自在なのも魅力となる。

スタイリッシュなエアロ仕様「ST」を新設定

エアロスタイルの『ST』新設定:こちらが新設定のST。下の写真「M」との違いを見比べていただきたい

エアロスタイルの『ST』新設定:こちらが新設定のST。下の写真「M」との違いを見比べていただきたい

エアウェイブは昨年6月、最初のマイチェンを実施。この時は内外装の変更はなかったのだが、グレード体系を整理し、標準タイプの「M」とスカイルーフを標準装備とした「SKY」の2グレードとなっていた。が、今回のマイチェンを機に、再度グレードの整理を実施するとともに、初のフェイスリフトを実施。フロントグリルデザイン、フロントバンパーデザインのリファインなどといった、エクステリアデザインとともに、シート表皮の変更や加飾メーターパネルの採用など、内装のデザインも一部変更されリフレッシュした。グレードは標準グレードとなる「M」(155万4000円)をベースに、エアロタイプのバンパー、サイドシルスカート、テールゲートスポイラーなどを採用したエアロ仕様の「ST」(171万1500円)が新たに設定されている。「ST」はエクステリアだけでなく、本革巻きステアリングの採用や、「M」にはない7速MTモードつきCVT(パドルシフト)が採用されるなど、スポーティなアイテムが採用されている。また、「M」とは異なる赤のダブルステッチつきシート表皮を採用し、スポーティな雰囲気を高めているのがポイント。ダブルホーンも採用し、上質感もアピールしている。また、「M」にドアミラーウインカー、カラードテールゲートスポイラー、フロント撥水ドアガラスなどを追加装備した「M・Sパッケージ」(158万5500円)も新たに設定されている。

エアウェイブといえばスカイルーフが思い出されるのだが、今回のマイチェンからは「M」、「ST」両グレードともメーカーオプションで装着可能となっている。オプション価格は10万5000円。エンジンは110馬力、14.6kgmを発揮する1.5LでFF車の10・15モード燃費は18.0km/L。これはデビュー時から変わらないが、いまでも充分胸を張ることができる数字。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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